中小企業の経営相談室

経営相談室

 【質問例】100年企業創りのために

EME「経営相談室」は、お客様相談の窓口です。
今までにEMEに頂いた代表的な相談を集めています。
もし、貴社の問題解決となる回答が無い場合には、お問合せフォームからご相談をお寄せください。

メール、お問合せフォームによるご相談は無料でお受けいたします。


 100年企業創りの質問例


長寿企業の特徴を教えて欲しい
  • 相談者: 物流会社の経営者からの質問。
  • 相談内容: 経営者である以上、未来でも生き残る企業を創りたい。長寿企業の特徴を教えて欲しい
  • 【回答】
  • NHK特集「長寿企業大国にっぽん」、石油メジャーのロイヤル・ダッチ・シェルの研究を基に、長寿企業の特徴を整理すると、
    〔NHK特集〕
    1. 家訓・経営理念の浸透と遵守(リーダーシップ)
    2. 家業を守る(業務プロセス)
    3. 本業を軸に社会の変化への対応(顧客)
  • 〔ロイヤル・ダッチ・シェルの研究〕
    1. 環境の変化に敏感である(顧客)
    2. 強い結束力(学習と変革)と経営者への信頼(リーダーシップ)
    3. 分散的な経営と現場の判断の尊重(リーダーシップ)
    4. 資金調達に対する保守性と質素倹約(財務)
  • つまり、長寿企業はワクワク・プロセスシートの5つの視点に対して、「バランス感覚に優れた経営を行っている企業」ということになるわけです。

 △このページのメニューに戻る

 ▲経営相談室のトップメニューに戻る

長寿企業となるポイントは何か
  • 相談者: 包装資材メーカーの経営者からの質問。
  • 相談内容: これから長寿企業となるために、企業が取り組むべきポイントは何か。
  • 【回答】
  • 【回答】 長寿企業となるために、二つの大きなポイントがあります。一つは、変革するDNAを創造することです。EMEもメンバーである“100年企業創り合同会社”では、変革に対する成熟度を4つの要素(リーダーシップ、顧客本位、独自能力、人財育成)、8つの質問から、“自社をチェック”して頂き、“変革するDNAの創造に向けた課題”を抽出、100年企業に向けた体質創りの支援を行なっています。もう一つのポイントは、事業承継です。100年企業の場合、平均5世代事業承継を行なっています。従って、事業承継を“長寿企業となる価値創造のチャンス”と捉えて、事業承継を前提とした経営、後継者育成に取り組むことが重要です。
    言い換えると、長寿企業となるために、市場の変化に応じて、「価値創造を続ける=企業として変革し続ける」ことが求められます。さらに、事業承継を必ず経験しなければならないことから、価値創造するためには、「事業承継、変革を前提とした“経営の姿勢・経営の考え方・経営の仕組みづくり”」がポイントだと考えています。


 △このページのメニューに戻る

 ▲経営相談室のトップメニューに戻る




 事業承継の質問例


「事業の承継」とは、何を承継するのですか
  • 相談者: 内装仕上げ業の経営者からの質問
  • 相談内容: 長男に事業を継いでもらいたい。何を承継させていけば良いのでしょうか
  • 【回答】
  • もちろん、土地・建物・株式、あるいは債権・債務 等 有形の資産を承継しなければなりません。
  • 一方で、得意先・社員・関係会社との関係や、その背景となっている経営理念や企業文化といった、無形の資産も引き継がなければなりません。「事業の承継」で最も重要で、最も難しいのが、この無形の資産の引継ぎです。
  • 企業は継続しなければなりません。従って、「事業の承継」は、経営者と後継者の社会的責任の認識の基、事業と自分の生き方を過去・現在・未来について、納得がいくまで話し合うことが重要です。

 △このページのメニューに戻る

 ▲経営相談室のトップメニューに戻る

親父(経営者)のやり方は古い
  • 相談者: 飲食店の後継者からの質問
  • 相談内容: 職人気質の親父(経営者)のやり方は古い。システム的に店舗を展開しないといけないのだが、親父が認めてくれない。
  • 【回答】
  • 親父さん(経営者)の問題ばかり見えて、焦る気持ちは良くわかります。一方で、親父さん(経営者)があなたを認めていないということは、あなたも親父さん(経営者)を認めていないのではないでしょうか。
  • 親父さん(経営者)の創業から店に懸けてきた想い、人生観をどこまで理解して、認めているでしょうか。
  • まず、今まで店舗を維持してきた、親父さん(経営者)の良いところ、苦労してきたところを、理解することです。親父さん(経営者)を認めたうえでないと、いくら良い計画も認めてもらえません。
  • さらに、あなた自身が、新しいプランで運営する事業部(店舗)を立ち上げて、数年後に採算ベースに乗せることを約束して、実験されてはいかがでしょうか

>> 関連ページ 経営ビジョン作成・実現のために

 △このページのメニューに戻る

 ▲経営相談室のトップメニューに戻る

後継者に自分の経営観を伝えたい
  • 相談者: 不動産会社の経営者からの相談。
  • 相談内容: 不動産業界は、とても厳しい業界です。なかなか一筋縄ではいかない。自分の経営観を伝えたいのだが、どのようにしたらよいか。
  • 【回答】
  • 次の3つのステップで伝えるように考えてください。(1)まず、社長自信の歴史・会社の歴史をお話ください。その中で、業績の良かったとき、悪かったとき、どのような対応をしてきたのか、経営理念や大切にしている考え方が生まれたきっかけ、得意先・社員・関係先との出会いと関係 等を話してください。自分の自叙伝を創る感覚です。(2)次に、現状に対する認識をお話ください。具体的には、BS・PLに対する評価、株式の集中・分散の状況、取り巻く環境の中での自社のポジション認識などです。(3)最後は、経営者としての夢、後継者に託したい夢、そして、後継者に対する期待です。

 △このページのメニューに戻る

 ▲経営相談室のトップメニューに戻る

どうも、息子と話をするのが苦手だ
  • 相談者: 建設会社の経営者からの相談。
  • 相談内容: 息子に継がせようと思うのだが、面と向かって話をすると、どうしても口論になってしまう、どのようにしたら良いのか。
  • 【回答】
  • 経営について、真面目に考えている経営者と後継者であればあるほど、口論になるのは当然のことです。そして、口論が修復できないのは、経営者(親父)にも後継者(息子)にも、“意地”と“照れ”があるからではないでしょうか。この問題に、悪役はいません。どちらも、前向きに考えるから口論になるのですが、一方では、相手への配慮に欠けているのも事実です(その背景に、“意地”と“照れ”、別の見方をすると親子の“甘え”があります)。息子さんとは、経験も立場も違うわけですから、 議論がかみ合わないのが当たり前、という前提で、話をすることが大事です。それと同時に、経営コンサルタントや税理士さん、弁護士さんといった、第三者の専門家をうまく活用することも事業承継の話をするポイントになります。
    EMEでは、経営者と後継者が本音で話をして頂く、“経営者と後継者の対話合宿”をお勧めしています(EMEの専門家チームがサポートします)。

 △このページのメニューに戻る

 ▲経営相談室のトップメニューに戻る

借入金が大きくて、後継者に事業承継できない
  • 相談者: 食品卸売業の経営者からの相談。
  • 相談内容: 新しい倉庫の投資に失敗して、銀行への返済が滞っている。後継者に事業承継したいのだが、このような状態で、後継者に引き継げない
  • 【回答】
  • 借入金がないとした場合の、現状のビジネスにおける収益性はいかがですか。情報が不足していますので、一般論的にしか応えられませんが、現状のビジネスにおける収益性がある、または、改善することによって、収益性が確保できる可能性があるのであれば、今もっている、資産・負債の内容を見直す、あるいは、事業の形態を見直す等の対応によって、生まれ変わるチャンスがあります。EMEをはじめ、専門家にご相談されることをお勧めします。

 △このページのメニューに戻る

 ▲経営相談室のトップメニューに戻る

息子を後継者として育てたい
  • 相談者: 飲食チェーン店の経営者からの相談。
  • 相談内容: 大学生の息子を後継者として育てたい。
  • 【回答】
  • 後継者候補の一人として育てることは、異論がありませんが、今から後継者と決めてしまうことには、疑問が残ります。その点は、ご注意ください。
  • 後継者としての育成については、
    1. 大学生から自社でアルバイトをさせる
    2. 自社にすぐに就職させないで、自社よりも成熟度の高い企業に就職させる
    3. 自社に帰ってきたら、現場から経験させる
    4. 一つ一つの部門での滞留時間を短くして、全部門を経験させる
    5. 能力の発揮度を見て昇進スピードをあげる
    6. 周りの社員が納得するような“成果を出す場面”を設定する。
  • このストーリーで成果を残せるのであれば、後継者合格でしょう。

>> 関連ページ 人財創りのために



 △このページのメニューに戻る

 ▲経営相談室のトップメニューに戻る


*
EMEワクワクブログ EMEメルマガ EMEワクワク語録 100年企業創り合同会社
*